H2O Wireless

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アメリカのプリペイドSIM事情

アメリカに旅行・出張する場合、電話・スマホをどうするか?
今使っているスマホを、アメリカに持って行って、SIMカードを交換するだけで良いんです。
安くて便利なプリペイドSIMの活用方法と、日本とアメリカの携帯電話事情の違いを解説します。
さらに、日本で買えて、出発前にアクティベーションできるH2O WirelessのSIMの魅力をご紹介します。

 

ハワイでは歩きスマホに注意!

2017年10月から、ハワイ州オアフ島では、道路横断中の電子機器操作が禁止されました。

  • 1 規制される行為は,歩行者が道路を横断中に電子機器類(携帯電話,スマートフォン,ノートパソコン,タブレット端末,携帯電子ゲーム機,ポケットベル類(Pager),デジカメほか)の画面を見る行為。
  • 2 道路横断中のみが規制対象であり,歩道の通行中は規制対象外。
  • 3 道路横断中であっても単に音声通話をしているだけであれば,規制対象外。
  • 4 罰金額は初回違反が15~35ドル,1年以内に2回目の違反を犯した場合は35~75ドル,初回から1年以内にさらに3回目の違反を犯した場合は75ドル~99ドル。

アメリカの通話・ネット環境

アメリカで携帯・スマホ、ネットを使うためには、様々な方法がありますが、国際ローミング、携帯レンタル・WiFiレンタル、プリペイドSIMを使った場合の利点・欠点、それぞれの概算費用を比較してみます。
また、フリーWiFiと言う手段もありますが、使える時は大変便利な一方、使える場所が限られているので、ここでは説明を省きます。

利点と欠点
タイプ利点欠点
プリペイドSIM手軽に通話もネットもできる。費用が安いので一人1台スマホが持てるデバイスやプラン選びが必要。設定が面倒
携帯レンタル手軽に通話できるネットが使えない。盗難・水没が心配
WiFiレンタル手軽にネットができる。スマホやPCなど色々なデバイスが使える。複数人で使える通話ができない。荷物が増える。盗難・水没が心配
国際ローミング簡単に通話もネットもできる費用が高額。数万円を超える高額請求の場合もある
通話料金
タイプ価格備考
プリペイドSIM2,530円H2O Wireless SIM+$10特別セット 米国内発着信200分 90日間有効
携帯レンタル3,540円アロハトーク ゴールドプラン米国内かけ放題 590円×6日間(別途、保障プラン 200円/日)
WiFiレンタル×利用不可
国際ローミング4,500円NTT docomo 米国内発信15分、着信15分の場合
データ通信料金
タイプ価格備考
プリペイドSIM3,770円H2O Wireless SIM+$30データ1GBセット 30日間有効 通話かけ放題
携帯レンタル×利用不可
WiFiレンタル5,880円イモトのWiFi 980円×6日間(別途、あんしんパック 300円/日)
国際ローミング11,920円NTT docomo 海外パケ・ホーダイ2,980円×4日間
※ハワイ4泊6日の概算料金 2018年10月現在 弊社調べによる

アメリカで高額請求を避けるには

国際ローミングは着信にも注意

国際ローミングは高額請求が発生しやすいので注意が必要です。
利用する場合は、国際ローミングが可能な設定になっているか携帯電話会社に確認すると共に、料金体系を良く確認しましょう。
特に注意したいのは、データ通信料金の上限です。スマホは知らない内にデータ通信を行いますから、うっかりすると数万円の請求が発生します。
つぎに見落とされがちな注意点は、「アメリカでは、着信でも発信と同様に料金がかかる」ところです。国際ローミング中に着信を受けて長話をしていると、どんどん料金(ドコモ 175円/分)がかかります。
旅行が終わるまで、いくら支払う事になるのか分からない不安が拭えません。

レンタルは盗難や水没に注意

携帯・WiFiレンタルは機器の盗難や水没の際に賠償が発生します。
賠償の負担を少なくする「あんしんパック」のようなオプションがありますが、別途費用がかかります。安心のために別料金を支払うべきか、悩みどころです。
また、滞在が長くなると費用も高額になりますので、長期滞在には向かないでしょう。

プリペイドSIMがお得で安心

「プリペイド=前払い」と言うだけあって、追加の費用が一切無いのがプリペイドSIMの最大の利点です。

日本で入手し、事前に電話番号を知ることができ、利用後の返却と言った手間も無く、 いつも使い慣れた自分のスマホがそのまま使える。
プリペイドSIMは、ネットと通話をお得で安心に使うベストの選択肢です。
費用が安いので、ひとり1台スマホを持つ事をお勧めします。

「つながりやすさ」は携帯会社で決まる

アメリカの大手携帯会社は4社あります。携帯電話の基地局(アンテナ)は携帯会社が設置しますので、これが通話エリア・品質・つながりやすさを決定します。
以下は、日本で入手しやすいSIMと、利用する携帯会社の一覧です。

携帯会社通信方式SIM販売会社・ブランド名など
ベライゾンCDMA系
AT&TGSM系
(2016/12/31 GSMサービス終了)
AT&T、H2O Wireless、H2O by KDDI Mobile
T-MobileGSM系T-Mobile、ZIP SIM(READY SIM)、モベル、ハナセル、mineo
スプリントCDMA系(ソフトバンク アメリカ放題)

※並びは、 アメリカTopTen Reviews 2016 BEST Cell Phone Providers 発表の「通信エリアと品質」が高い順。

AT&TかT-Mobileの二者択一

アメリカで一番評価が高いのはベライゾンですが、通信方式がCDMA系のため、対応端末の入手は困難で、プリペイドSIMは一般的ではありません。
アメリカでプリペイドSIMを使う場合は、利用する携帯会社はAT&TかT-Mobileの二者択一になります。

※プリペイドSIMではありませんが、ソフトバンクはスプリント回線を利用して「アメリカ放題」を提供しています。 キャンペーン中は無料で使えます(2017年2月現在)ので、無料で使える間は「アメリカ放題」がお勧めです。

AT&TのGSMサービス終了に注意

GSMは通話をメインにした通信規格で、世界中の多くの国で利用されてきましたが、AT&Tは2016年末にGSMサービスを終了しました。
このため、「海外対応」の機種でも、GSMだけに対応した携帯・スマホは、通話・データ通信どちらにも使えません。
昨年アメリカで、通話だけに使用した端末が、今年使えるとは限りません。 (昨年アメリカで、高速のデータ通信が行えた端末は、3G対応ですので、今年も使えます)

※GSMサービスの終了は、オーストラリアでは既に行われており、今後もシンガポールなど終了が予定されています。

AT&Tを格安で使うならH2O Wireless

プリペイドSIMを提供している2社では、通信エリアと品質はAT&T、プランの豊富さと価格はT-Mobileが優れていると言われます。
一方、アメリカはMVNO(大手から回線だけを借りて営業する格安携帯会社)が100社以上あり、激しい競争が行われています。 その中でH2O WirelessはMVNOとして、AT&Tの高品質の回線を、T-Mobile並みの低価格で提供しています。
そして、H2O Wirelessを運営するLocus Telecommunicationsの親会社は、日本のKDDI。 そのため、KDDI America は、H2O Wirelessに日本語サポートを付けてH2O by KDDI Mobileとして販売しています。

H2O WirelessのプリペイドSIM商品一覧

プリペイドSIM選びのポイント

アメリカ用のプリペイドSIMは、現在様々な会社から多様なブランドで販売が行われています。プリペイドSIMの一般的な使い方と、ベストなプリペイドSIMを選ぶポイントを解説します。

わかりやすいプランを選ぶ

プリペイドSIMのプランは種類が多く、どれを選べば良いのか大変悩ましい問題です。ホームページを熟読しても、「何が出来るのか」「総額の料金はいくらか」が良く解らないものもあります。
まずは、ホームページを見たり、問い合わせをするなどして納得のいく分かりやすいプランを選ぶ必要があります。
通話プラン選びで重要なのは以下の3点です。

・有効期限
・音声通話の通話料
・データ通信量と速度

有効期限の決め方

有効期限は渡航の日程に合わせれば良いのですが、到着直後と帰国直前に使えないと大変残念な状態になりますので、前後に数日の余裕があると安心です。

音声通話の通話料

音声通話は、あらかじめ利用できる金額が決まっていて、通話料に応じて利用の度に残高が減っていきます。
日本との国際電話は、「到着確認の連絡」と、「渡航中の緊急時の連絡が受けられるか」が重要だと思いますので、プランを確認してみましょう。
また、「米国内では電話はしない。データ通信だけで十分」と考える方もおられるかもしれませんが、「待ち合わせ」などではLINEよりも電話が役立ちます。一人旅以外の時は、通話付きのプランが便利です。また、個人手配の送迎やAirbnb等で宿泊施設を手配した場合は、「到着したら電話を下さい」と言われる事があります。
日本と違い、「着信」の時にも料金がかかる事に注意して、米国内・米国外の通話料金を確認しましょう。
通話料を気にせず使うなら、「かけ放題」のプランもあります。H2O Wirelessでは、日本の固定電話宛の国際通話もかけ放題になるプランがありますので検討してみて下さい。

データ通信量と速度

データ通信も、最初に決まった通信量があり、残高が無くなったら終了、と言うのが基本です。データ使い放題のプランもありますが、使い放題は低速の通信だけ、と言う場合が多いので気を付けましょう。
必要なデータ通信量は、使い方によって大きく変わりますので、日本で日頃使っている通信量を目安に考える必要があります。
ただし、スマホはデータ通信をONにして、放って置くだけで1日 30MB~40MB 程度消費します。最低でも1日 30MB は必要となります。これ以下の消費に抑える場合は、手動でデータ通信をOFFにします。(ちなみに1GB=1024MBです)

プランによって通信速度も違ってきますので、良く確認しましょう。
地図をみたり、ネットで検索をする場合は3Gの速度は必要です。現在の規格では4G LTEが最高速度ですので、4G LTEであれば速度に不満を感じる事はありません。

SIMカードのアクティベーション(開通作業)

SIMカードは、販売されている時の状態では、通信はできません。利用開始時に「アクティベーション=開通作業」を行って、開通する必要があります。開通した時に電話番号が決まり、そこから決められた日数だけ利用できるのが通常の流れです。
アクティベーション(開通作業)は、販売業者が行う場合、ネットを使って自分で行う場合、スマホを操作して自分で行う場合などがあります。
弊社サイトisoon.orgでSIMカードを購入した場合は、日付を指定するだけで弊社が開通作業を行いますので、開通の手間がかかりません。

チャージ(トップアップ)

初回のチャージ(通話量やデータ通信量の残高を増やす)は、開通作業と同時に行われる事が一般的です。
その後、渡航中に通話量やデータ通信量が足りなくなった場合のリチャージ(トップアップとも呼ばれます)についても事前に確認しておきましょう。
プリペイドSIMの利点は「高額請求が発生しない」事ですが、これは「自動でチャージはしない」と言うことです。残高や有効期限を把握して計画的に利用しないと、突然通信が出来なくなってしまいます。 チャージはクレジットカードが必要な場合が多いですが、アメリカのサイトでは、日本のクレジットカードが使えない場合もありますので、注意して下さい。
そして、プリペイドSIMは、最終的に利用しなかった全ての残高は無駄になります。これがプリペイドSIMの一番悩ましい所です。
H2O Wirelessでは、チャージのタイミングに関わらず有効期限とデータ通信量は繰り越されますが、データ通信量や国際携帯宛通話の残高は繰り越されません。そのため、あまり事前にチャージをすると、残高が無駄になりますので注意して下さい。但し有効期限を過ぎてしまうと、一切の通信が出来なくなりますので、チャージには1日~2日の余裕は見ておきましょう。

SIMカードのサイズ

SIMカードのサイズは、世界共通でスタンダート、マイクロ、ナノの3つのサイズがあります。このサイズの違いは、外側のプラスチック部分だけで、重要なチップ部分は同じ大きさです。そのため、プラスチック部分をカットしたり、サイズ調整用の外枠をはめれば違うサイズで使う事ができます。
通常は、利用するスマホにあったサイズを購入する必要がありますが、H2O Wirelessの 3-IN-1 SIMは、全サイズに対応しており、どのスマホにも使用する事が出来ます。SIMとサイズ調整用の外枠がセットになっていますので、SIMサイズを気にする必要がありません。

AT&Tで使えるスマホは

5Gサービスの開始にともない、3G回線が停止します。アメリカでは、2022年から3G回線が停止するため、4G LTE、5Gに対応したスマホが必要となります。

AT&Tの3Gサービス終了について

AT&Tは2022年に3G回線サービスを終了します。
これまでの「海外対応」の機種でも、利用できなくなりますので、ご注意ください。
iPhoneだと iPhone 5 以前の機種が利用できなくなります。

4G LTE高速データ通信できるスマホ

3G、4G LTE高速データ通信を行う為には、スマホの機種選び(対応する周波数)が重要となってきます。
たとえ通話プランが4G LTEでも、利用するスマホがアメリカの周波数に対応していなければ、通話・通信が出来ません。
ざっと、以下の表を見てください。

日米の携帯会社別対応周波数表
携帯会社3G W-CDMA / UMTS4G LTE メイン4G LTE サブ
アメリカ AT&T (H2O Wireless)1900(2), 850(5)700 (17/12), 1700 / 2100 AWS(4), 1900(2), 850(5)
アメリカ T-Mobile1900(2), 1700 / 2100 AWS(4)1700 / 2100 AWS(4), 1900(2), 700(12)
日本ドコモ2100(1), 800(6), 1700(9)2100(1), 1500(21), 800(19), 1800(3), 3.5G(42)
日本ソフトバンク2100(1), 900(8), 1500(11)2100(1), 1800(3), 900(8), 2.5G(41), 1500(11)

※単位はMHz()内はバンド。

iPhone 6以降なら大丈夫

「周波数の対応表なんて見る気しない」と言うかたにお勧めなのはiPhoneです。
iPhoneは対応する周波数が幅広いため、日本、アメリカ、ヨーロッパなど、世界各国で高速の3G、4G LTEデータ通信が可能です。
SIMロックフリーの機種が必要ですが、au版のiPhoneだけはロックされていてもAT&T回線で使える事が確認されています。
iPhoneは中古市場も充実していますので、au版iPhoneならば1万円代で購入できるのも魅力です。

※iPhone5 は4G LTE通話ができません。iPhone 6以降が必要です。

アンドロイド・スマホなら周波数が重要

アンドロイド・スマホは多種多様なモデルが販売されていますが、日本で販売されている機種は、日本で使えるように 2100Hz(バンド1)に必ず対応しています。
ところが、アメリカではこの周波数は使われていません。 アメリカでデータ通信をするためには、アメリカの周波数に対応したスマホが必要となります。
地図やブラウザでネットを検索するためには、3G の速度は必要です。 AT&T(H2O Wireless)で3Gの速度を出すためには、スマホ側がW-CDMA(UMTSとも呼ばれる)の1900Hz(バンド2)、または850Mhz(バンド5)をサポートしている必要があります。
現在最も高速な通信方式は4G LTEです。 AT&T(H2O Wireless)で4G LTEの速度を出すためには、スマホ側が4G LTEメインの700MHz(バント17又はバンド12)をサポートしている必要があります。4G LTEサブの周波数もサポートしていれば、辺鄙な場所でも繋がり易くなります。
ところが、端末の資料を見ても周波数が書かれていない場合もあり、確認は面倒な作業です。

※ちなみに、1700/2100AWS(4)は独立したバンドで、1700(9)と2100(1)とは全く別物です。

ドコモのスマホを使う

ドコモは、無料~3000円程度でSIMロックを解除してくれます。
ドコモのホームページは地域・端末の情報が充実しているので、自分の端末を調べて見ましょう。
ホーム / サービス・機能 / 海外でつかう・海外へかける / 海外でつかう(WORLD WING/ワールドウィング) / 海外でつかうときの通話・通信料・サービスエリア検索から、色々と検索ができます。
高速通信を行う為には「AT&T/Cingular」の3G、又は 3G850MHzに対応するか、「LTE国際ローミング」が利用できるかを確認します。

ソフトバンク、AUのスマホを使う

ソフトバンク、AUも、無料~3000円程度でSIMロックを解除してくれます。
ホームページには詳しい周波数の情報が見つからないので、ご利用の携帯電話会社で以下の通り尋ねる事をお勧めします。
「私のスマホは、アメリカの AT&Tで3Gが使えますか?LTEも使えますか?」
繰り返しになりますが、AUのiPhoneはロックされたままでも使えます。

SIMロックフリーの端末を買う

日本では、今はやりの格安MVNOのSIMを使い、アメリカではH2O Wirelessを使うものお勧めです。
アマゾンで2017年2月12日現在ベストセラー1位~3位は「Huawei P9 LITE SIMフリースマートフォン」ですが、どの周波数に対応しているのかはアマゾンに記載がありません。 4位は「SIMフリー ASUS ZenFone 3 ZE520KL 3GB 32GB ブラック-Black 4G LTE」ですので、 ASUS ZenFone 3の対応周波数を調べてみます。

SIMフリー ASUS ZenFone 3 (JP version) の対応周波数
機種モデル名3G W-CDMA / UMTS4G LTE (FDD-LTE)4G LTE (TD-LTE)
ZenFone 3 (ZE520KL) 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 191/ 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 26 / 2838 / 39 / 40 / 41
ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL) 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 191/ 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 2838 / 39 / 40 / 41
ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL) 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 191/ 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 29 / 3038 / 39 / 40 / 41

ZenFone 3 (ZE520KL)は、3G W-CDMA のバンド2、バンド5に対応しているので、3Gの通信は快適に行えますが、4G LTEは使えない事がわかります。
ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL)、ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL)は、同じく3Gの通信が行えると共に、4G LTEのバンド12、バンド17に対応しているので 4G LTEも快適に利用できる事がわかります。
端末を新規に購入する場合は、日本だけで無く、海外の周波数にも対応しているものを買うと後々便利です。
ちなみに、上記の周波数表は JP version と呼ばれる日本向けのモデルです。同じ ZenFone 3 でも、他国で購入した場合は対応周波数が異なりますので、注意が必要です。

アメリカで携帯・スマホを活用する

アメリカの電話番号体系について

アメリカの電話番号は、3桁の市外局番(エリアコード)+7桁の市内局番となります。
市内通話であれば、末尾7桁の市内局番で電話を掛けることが出来ます。
市外・長距離に掛ける場合は、頭に1をつけて10桁の番号、つまり合計11桁の番号で電話を掛ける事になります。
日本とは違い、アメリカの電話番号に携帯電話と固定電話の区別はありません。電話番号からでは、相手が携帯電話なのかどうか、わかりません。
例えばハワイの固定電話の電話番号は808で始まりますが、ハワイの人が持っている携帯電話の電話番号も皆808です。
ちなみに、日本の0120に相当する無料電話(Toll Free)は、市外局番800です。そのためお店等が 1-800-xxx-xxxx と電話番号を宣伝する事が良くあります。
アメリカ中の市外局番(エリアコード)の検索を行うサイト Area-Codes.com では、場所からエリアコードを検索したり、その逆も出来ますので、ご参照ください。

さて、このハワイの携帯電話をニューヨークに持って行くとどうなるでしょう・・・・もちろん使えます。ご心配なく。
しかし問題は、ニューヨークのホテルや公衆電話から、ハワイ番号の携帯電話に電話を掛けようとすると、長距離扱いになる事です。その携帯電話がニューヨークのホテルの中にあっても長距離です。 大抵の人がもっている携帯電話は、アメリカ国内無料か同一料金なので、それほど心配は要りませんが、 ホテルなどの電話を使う場合は、がっつり長距離料金を取られる事があるので、注意しましょう。

SMSを活用しよう

SMSとは、ショートメッセージサービスの事で、電話番号を宛先にして短いメールを送るものです。 アメリカでは、日本のようなキャリアのメール(@docomo.xx とか @softbank.xx)はありませんので、SMSを使います。
SMSは、アメリカ国内で使えるのはもちろん、日本とアメリカの間でも使えますし、日本国内の携帯同士でも使えます。 普通に便利な機能ですが、なぜか日本では、あまり使われていない気がします。
アメリカとは時差があるので気軽に電話が出来ません。LINEを使ってももちろん良いですが、LINEをやってない人宛でも、SMSなら、電話番号さえ分かれば誰にでもメッセージが送れます。

アメリカの電話番号を無料で維持する

通話メインで電話番号を維持するならば、H2O Wireless の Pay As You Go (プリペイド)プランをお勧め致します。 Pay As You Go の$10プランは、90日間有効ですので維持費は $3.3/月 となります。
もちろん、ハワイの808の番号も取れます。

電話番号がハワイの808は取れませんが、無料で電話番号を維持するならば、Google Voice を利用します。
アメリカ(ハワイ)滞在中、自分の電話番号を持っている間に、Google Voice で米国の電話番号を取得します。この作業は日本では出来ません。
Googleは太っ腹なので、電話番号が無料で取れて、パソコンや「ハングアウト」からのアメリカ国内通話が無料です。
そして、一旦番号を取れば日本に帰ってからも有効です。つまり日本からかけても、アメリカ宛の通話が、かけ放題になります。 さらに、パソコンや「ハングアウト」で通話やSMSの着信も出来ますので、アメリカの友人も無料であなたに連絡出来るようになります。
もっとも、電話番号があっても渡米の際には、なんらかのネットワーク環境が必要ですので、お勧めはプリペイドSIMです。 渡米の度に Monthly Unlimited (データ通信セット)を新規契約して電話番号を取得します。電話番号は毎回変わりますが、この番号を Google Voice に登録すれば、Google Voice の番号に着信した通話を携帯に転送する事も可能です。

アメリカの携帯電話サービス H2O Wireless

現在ご利用中のスマホをそのままアメリカで使うなら、H2O Wireless のSIMカードをお勧めします。 どんなスマホでもSIMロックフリーなら大丈夫。ナノSIM、マイクロSIMのどちらにも対応した 3-IN-1 SIMを買えば、間違いありません。 SIMカードを選ぶなら、H2O Wireless 。その理由をお伝えします。

アメリカ中どこでもつながる

AT&T 回線の MVNO だから、フライト中にSIMを交換するだけで、アメリカ国内どこでも繋がります。
通信・サービスエリア

アメリカ人向けの格安SIM

旅行者向けの製品はどうしても割高になりますが、H2O Wirelessは、アメリカ人向けのサービスです。
なかでも、プリペイド携帯、プリペイド SIMは、料金を気にする人向けのサービス。 しかもアメリカはMVNO(大手から回線だけを借りて営業する格安携帯会社)が100社以上あり、プリペイドSIMも、価格と質の激しい競争が行われています。
その中でH2O Wirelessは、AT&T回線のMVNOとしてトップクラスの価格とサービスが評価されています。

アメリカ国内の電話番号を事前に発行

isoon.org では、このH2O WirelessのSIMを日本で販売しています。
日本円で購入して、国内からの発送なので、簡単に入手できます。
さらには、電話番号の発行(アクティベーション)も無料で行いますので、出発前に自分の電話番号が判ります。
出発の3~4日前に電話番号を決めて、大切な人だけに電話番号を知らせて出発しましょう。

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ハワイ、ワイキキのコンドミニアム、アイランドコロニー40階の一室をバケーションレンタルしています。

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米国ハワイのプリペイドSIM

空港に到着した瞬間からスマホが使えます。H2O WirelessはAT&T回線を利用したアメリカでも格安のMVNO。通話とデータ通信が2,530円から。

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